こんにちは、五十嵐です。
ただ今、中古住宅をご購入された方の改修工事をさせて頂いております。
築30年程のお宅で、お施主様や工務店さんのこだわりが感じられるとても素敵な
お宅です。
吹抜けのある大空間のLDK。木の温もりを感じます。
さて、本日は天窓のお話です。
2階の天井裏スペースはロフトになっていて、勾配天井に天窓が2つ付いています。
( ロールスクリーンが邪魔をして、見にくい写真ですみません(;'∀') )
天窓は、お部屋を明るくするのにとても効果的です!
ですが、年数が経つと、パッキンの劣化やシーリングの劣化などにより
雨漏れのリスクが高まるのも事実です。
こちらのお宅も、築年数を考えるといずれメンテナンスが必要になります。
それならば、足場がかかっている今のうちに、天窓を撤去してしまおう、という
ことになりました。
天気予報とにらめっこして、晴天が何日か続く日を選んで、いざ工事開始です!
工事前↓
工事中↓
天窓の周りの瓦を、いったん剝がして、天窓を撤去します。
穴になったところに、断熱材を詰め、下地を組みます。
その上に合板を張り、
防水のためのシートを敷き、
瓦を敷いて完成です。
どこに天窓があったか、分かりますでしょうか?
新築当時の瓦の色が現在はなかったので、一番近い色のものを使わせて頂きました。
そして、こちらが室内の様子です。
これで、天窓からの雨漏れの心配がなくなって、一安心です。