寒波が教えてくれたこと
こんにちは!菊地です。
今日は「立春」。暦の上では春ですね。
日は長くなったなと思いますが、それ以外では今のところ春は感じないです。
先週は10年に一度の寒波に恐れおののきながら過ごしておりました。
心配だったのは、やはり凍結。
というのも5年前の「最強寒波」の際に、わが家の給湯器も凍結したからです。詳しくはこちら→
その時の教訓から、今回は1/24の夜から翌朝まで浴室の水栓のお湯の方から細く水を出しておきました。
朝起きたとき、仕事から帰ってきたときに、ちゃんとお湯が出ることに安堵するとともに、普段なにげなく使っているお湯のありがたさを嚙みしめた次第です。
この度の寒波でも、多数のお客様より給湯器や水栓等の凍結、凍結にともなう水漏れの修理依頼やお問い合わせをいただきました。
そんな中、「キッチン水栓から水漏れして止まらない!」というお宅に、カスタマーサポートの丸山とともに私も伺いました。
拝見すると、キッチン水栓が何枚かのタオルでぐるぐる巻きになっていました。
そうしないと、水が噴水のように出てくるとのこと。
お客様が仕事から帰ってきたところ、キッチンが盛大に水浸しになっていたのだそう。
夕方のご依頼でしたので、今から設備業者さんにみてもらうのは厳しい状況。
なんとか水だけでも止めたいと思い、シンク下キャビネットの点検口から止水栓を止めようと試みましたが、止水栓が見当たりません!
最後の手段、水道の元栓を閉めようにも、雪に埋もれて場所が定かではないとのこと。
「このままどうすることもできないのか」と丸山と一瞬途方にくれましたが、ふと思いついて、ぐるぐる巻きのタオルを少しとってみることにしました。
すると、ありましたー!止水栓\(^▽^)/
※無我夢中で写真を撮る暇はありませんでしたので、画像はメーカーさんからお借りしました。
タオルでぐるぐる巻きになっていたので、見落としてました。
お湯と水両方の止水栓をマイナスドライバーで時計まわりに閉めて、無事に水を止めることができました。
止水栓を閉めたことで水漏れは解消されましたが、キッチン水栓は部品交換をするまで使えません。
後日、設備業者さんと部品を交換のために再訪問しました。
既存の部品を外してみると、
え!凍結でこんなんなっちゃうの?!
まだ、比較的新しい水栓なのに、凍結の膨張なめたらだめですね。
今回の寒波では、普段からキッチン、洗面、浴室、トイレの止水栓と、水道の元の位置を把握しておくことの大切さを痛感しました。
私も考えてみたら、止水栓はともかく自分の家の元栓がどこにあるか思い出せませんでした。
Googleストリートビューを見てみると、見つけられたのでひと安心。今は完全に雪に埋もれてますが。
止水栓と元栓の位置は、凍結のときだけでなく、器具の経年劣化などで急に水が止まらなくなることもありますので、おぼえておいて損はなしです。
そしてそして、お湯や水が出ずに困っているお客様のために、寒い中、次から次へくる修理依頼に迅速に対応してくださった設備業者さんには、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。
また寒波がきた時には、この経験をいかそう!!
今回の寒波も、いろいろ教えてくれました。