今日は青空です。
10年前の今日、私は今もいる濁川のショールームにいました。
多くの社員は現場に出ていて、私を含め4名の女性社員だけが会社にいました。
その時が来て、私は他の3人とは離れた場所にいました。緊張と恐怖で動けなかった私に引き戸を開けて外に!と同僚が声をかけてくれて、我に返って引き戸を開けて外に出ました。
道挟んで向かえにいた近所の方が必死に電信柱にしがみついていて、
大丈夫ですか?
と声をかけて私たちも長く感じた揺れがおさまるのを待った記憶があります。
その後東北が震源地と聞いて、友人が岩手にいたので気が気でありませんでした。
この記憶は鮮明に覚えています。
その3ヶ月後にボランティアに宮城の亘理に行った際、
3ヶ月過ぎても全く進んでいない状況に身体が震えました。
10年経っても明日になったら何かが変わるわけでないです。
私たちがこれから更に考えていかなければいけないことはきっとたくさんあります。
忘れていけないこと、たくさんの被災された方がいて、まだその途上なんだと言うこと、私たちが身につけなければいけない術を知りましたし、ハザードマップなども知っておかなければ。
会社としても、地震に強い家を、暮らしをつくらなければ!そのために提案出来ることを一つでも身につけなければと思います。安心で安全な家と暮らしを提供出来る様に。
今日は青空です。
もうすぐ14時46分です。