こんにちは、濁川の近藤です。
最近は家族構成の変化や老朽化・耐震性の向上などを理由にコンパクトな家を望まれる方が増えてきてます。
今回は住宅木造2階建てを平屋にする改修工事が始まりましたので、減築平屋にするメリットをお伝えしたいと思います。
◆生活動線が簡略化され暮らしやすさが向上する
1階で生活が完結することから、無駄な動きが少なくなり移動が楽になります。段差や間仕切りなども少なくする工夫ができるので、日々の動線に合わせて間取りを検討することで、動線が簡略化されシンプルな動作が可能となります。
◆階段からの転落、転倒防止のリスクを防ぐことができる
高齢になるほど、少しの段差でもつまづき怪我をする場合があります。平屋にすることで階段が必要なくなるため、怪我のリスクを回避することができるメリットがあります。
◆耐震性が高まる
平屋は上層階がないため、大地震で上層階の重みが加わり家が潰れるといったことは発生しにくいといえます。平屋は2階建てより耐震性が優れています
◆固定資産税が安くなる
固定資産税評価額は延床面積のよって決まっているため、2階建てから平屋にすることは、大幅に延床面積を減らすことになります。
◆メンテナンス費用が抑えられる
2階部分がないということは、リフォームする際に足場を設置する必要がなくなることが多いことから、その分の費用などが節約できます。外壁の面積も2階建てに比べて小さくなるので、2階建てよりコストが安く抑えられるメリットがあります。
現場内部の解体状況です。
2階部分がなくなり、基礎と構造(土台・柱・梁)を残し解体工事完了です。
次回も、現場の進捗状況をご報告させて頂きますので、よろしくお願いします。