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【暮らしを楽しむコラム】季節を感じながら暮らす工夫

2022/02/28(月) すべて

「暮らしを楽しむコラム」No.5

ほんのちょっとしたちっちゃな情報を月1で小出しにするコラム。

3月は、少しずつ暖かくなり、ゆっくりと動きやすくなってきたのではないでしょうか。

新しい年を迎えた時は抱負があったり目標があったりして気持ちが前向きになりやすいですが、1月2月と寒さで体も心も少し消極的になりやすいですよね。

毎日、朝起きて、歯を磨いて、ご飯食べて、家事に育児に仕事、やらなくてはいけないことの連続。「暮らし」ているというよりは、毎日を「こなし」ている。

それは分かっていても、暮らしとはそんなもの…と。

でも、やっぱり勿体ないですよね。日本には四季があって、それこそ、毎日のありきたりな日常でもその四季を感じることが出来ます。四季を感じることで日常の繰り返しの中に「クスッ」とする瞬間や「ホッ」とする心や「こんな時季なんだ…」と感じる時間を見つけていただけたら、少しだけ今までの毎日が楽しくなるかもしれません。

そのヒントをこのコラムにて、見つけていただけたら嬉しいです。

 

《1.季節のお花を飾る》

たった一輪だけでもいいので、お部屋の雰囲気ががらりと変わります。

お花屋さんに行く時間が無い場合は、ちょっと野草を失礼して、ちょっとしたガラスのコップに活けてもいいですし、松ぼっくりや落ち葉など自然にあふれているちょっとしたアイテムを気軽にディスプレイしても楽しめます。

 

《2.旬の素材を食卓に並べる》

今は、あまり旬に関係なくスーパーでも食べ物が並ぶ時代になってしまいましたが、
旬の食材とは、夏なら体を冷やしてくれ、冬なら温めるという風に、とても理にかなっているのです。

美味しく食べて体に良く、しかも季節を感じられるとなれば、意識して取り入れることはくことは損ではありませんよね。

食材によっては手間のかかる調理法もありますが、年に一度の恒例行事と思うとイベント感もあり、楽しめるのではないでしょうか。

 

《3.昔ながらの風習を大切にする》

日本には、たくさんの風習があります。地域によって違うのも面白いですよね。子供の頃はその風習を家族で行ったり、町内で行ったりすることも多かったかもしれません。ただ、大人になるとなぜか日常に埋もれてしまいがち。

節分の恵方巻き、土用の丑の日のうなぎ、冬至のゆず風呂など、手軽に楽しめるものは多いはず。毎月どんなことがあるかな…と調べて暮らしの中に取り入れるのも面白いと思います。 

 

《4.おやつに和菓子を取り入れる》

 

和菓子はどんなお菓子よりも四季を大切にしていて、四季に沿って見た目にも味にも取り入れていますよね。

食べる機会が少ない方もいると思いますが、お菓子に込められた伝統の意匠や技を感じつつ、季節に想いを馳せるのも美しい日本ならではの時間だと思います。

 

《5.シーズンだけの小さな楽しみを見つける》

例えば、寒い日に外でほおばる肉まん、コタツでアイス、桜を見ながら一杯、頭がキーンとするかき氷、色とりどりに紅葉した公園を歩く…

その季節にしかできない体験は、些細なコトでも心が踊るものです。今までそれほど意識せずにやっていたことも、心に留めてみれば楽しさに気づくことが出来るかもしれません。

 

《6.服装は季節を感じるカラーを差し色に》

年齢を重ねると自分の装いのスタイルが確立されてきます。そうするといいこともあれば、マンネリ感も…。

そんな時、季節に応じて、季節の挿し色を加えると雰囲気が随分変わります。靴下、インナー、ストール、バッグ…簡単に気分をあげることができます。

 

ここで紹介させていただいた「季節を感じる術」は、暮らしの中に少しだけ、ほんの少しだけ意識しただけの行動です。四季のささやかな移ろいを見逃さず、そこに楽しみを見いだせたら、ありきたりな日々がワクワクの連続に変わるはずです。ぜひ参考に、自分らしく暮らしに季節感を取り入れてみてください。

 

参考資料:アンジェweb