【戸建リノベ】思い出を残す家で、心豊かな暮らし。

リノベーション前には、和室の居間、応接室、玄関ホール、廊下と分かれおり、閉鎖的で昼間でも暗いのが悩みでした。ひとつながりのLDKにすることで、明るく開放的で家族がそれぞれのびやかに過ごせる空間に一新されました。

床に杉無垢材、壁に珪藻土を使用し、自然素材の温もりが心地よいリビング。テレビボードも杉材で製作したオリジナルです。東側の３連の掃出窓とテレビボード上のハイサイドライトから１日を通してやわらかな光が入ります。

施工から約1年が経ち、杉無垢材の床が味わいのある表情に。時とともに魅力と愛着が増していきます。

オーダーで製作した格子デザインの建具も、インテリアのよいアクセントになっています。

リノベーション前にも同じ位置・広さであった畳の小上がりは、窓の位置も変えていないので、窓から見える風景も以前と変わらず、かつての面影を残しています。

畳スペースの上だけを板張りにしてアクセントに。畳の上でごろんと横になって見上げると、木の優しい表情に癒されます。

お仕事でパソコン作業をしたり、お子様がリビング学習をしたり、家族みんなで共有できるワークスペースです。

奥様の身長を印した思い出の柱。今、成長真っ盛りのお子さまたちの身長も記録中です。

主寝室は、傷みの少なかった市松模様の床はそのまま残し、壁と天井の壁紙の張替えを行いました。古いものと新しいものが違和感なく調和し、ノスタルジックで落ち着いた空間になりました。

キッチンは、Panasonic ラクシーナのL型です。扉色は「フォググレー」。落ち着いた色味が自然素材ともなじみます。

同色のカップボードにはゴミ箱スペースも備えています。

L型キッチンは作業スペースが広いので、複数人でキッチンに立っても狭さを感じません。
家族が家事に参加しやすいので、楽しく効率よく家事ができます。

窓から光が差し込み、明るいキッチンになりました。

約４畳のゆとりの広さの洗面脱衣室。

壁一面の大容量の収納棚は、市販の収納ボックスがぴったりと納まり、使い勝手も抜群です。

造作の洗面化粧台は、天板にメラミン素材、壁にタイル柄のパネルを使い、デザインとメンテナンス性を両立させています。

玄関の土間スペースは全部で７畳。

手前はお客様をお迎えする２畳のスペース。その奥に、コート掛けや靴収納を備えた家族が出入りする３畳のスペースがあります。いちばん奥の２畳のスペースは、ご主人の趣味のアウトドア用品などの収納として活用されています。

小砂利洗い出し仕上の床と、杉材の目隠しフェンスで、和モダンテイストの玄関ポーチ。

お子さまが遊んだり、気軽に外に出てピクニック気分でご飯を楽しんだり、庭でバーベキューをしたりと、ひのきのウッドデッキが大活躍。深い軒が強い日差しを遮り、リビングが広がったかのように使えます。

before

フォルムと瓦屋根をそのまま活かし、デッキと深い軒を新設。白い塗り壁と杉板のフェンスで、新旧が調和した趣きのある佇まいの外観としました。